誰でもなる可能性が!?ゴルフにおける「イップス」とは⛳
こんにちは😊
北野コンドルゴルフクラブです⛳️
新年明けましておめでとうございます🎍
昨年は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
本年も皆さまにご満足いただけますよう、より一層尽力して参りますので
変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします🐍
突然ですが、皆さまはゴルフのイップスとは
どのような症状かご存知でしょうか?
ゴルファーであれば誰もが直面する可能性のある
イップス問題ですが、その実態はまだ完全には解明されていません。
今回はゴルフのイップス症状とは何かを説明し、
なぜこのような状態に陥るのか、どのような影響があるのかを
実際にイップスにかかった選手の証言なども参考に解説していきます️📝
1.ゴルフにおけるイップスとは?
ゴルフにおけるイップスとは、プレー中に緊張や不安が高まり、
無意識のうちに筋肉が硬化してしまうことにより
通常通りにパフォーマンスができなくなる心理的症状のことです。
突然の精神的ブロックによって、本来できたはずの
スムーズな動きができなくなるのです。
特にプレッシャーが大きいショットやパットの際に
意図しない動作をしてしまうことがあります。
イップスはゴルフに限らず、他のスポーツや日常生活でも
発症する可能性がありますが、ゴルフでは特に精度が要求される
ショットやパットの際に、イップスによる影響が顕著に現れます😖
2.ゴルフにおける各イップスの具体例
ツアーで活躍するプロゴルファーも悩まされ、
時に選手生命を脅かす可能性もあるイップス。
ゴルフにおけるそれぞれのイップスを、実際にプロに起きた例を交えながら
詳しく解説します。
ショットイップス
「ショットイップス」は、特にドライバーやアイアンショットにおいて
プレーヤーが極度の緊張感に襲われ、スムーズにスイングが
始められなくなる症状です。
クラブを選ぶ段階から不安を感じたりや悪いショットのイメージが
出たりすることが多く、スイングを始動しようとしても
体が思うように動かせないため、本来のリズムでボールを打つことが
困難になります。
プロゴルファーの丸山茂樹もドライバーを使う際に
イップスに苦しんだ経験があります😳
体の不調でショットが曲がり始めたことが原因だそうです。
その後、イップスを克服するために練習量を増やしたことで、
左手首を傷めてしまい、より苦しい状況に陥ったといいます🏥
アプローチイップス
「アプローチイップス」はアプローチショットの時に見られるイップスで
プレーヤーがスイングをスムーズに始動できなかったり、
インパクト時に無意識の不要な動きが入ってしまったりする症状です。
アプローチなどの短い距離のショットでは繊細さが求められます。
「寄せなければいけない」「失敗したらどうしよう」といった、
極度のストレスや焦りを感じることから
アプローチイップスが生じると考えられます。
結果、力が入りすぎてしまいボールがターゲットを大きくオーバーしたり
インパクト時に意図しない動きをしてしまい、トップやダフリに
繋がったりしてしまいます😣
女子プロゴルファーの服部真夕もアプローチイップスに苦しんだ経験があり
通常の右打ちが困難になったため、アプローチの時は左打ちへと変更するという
極端な対策を取らざるを得なくなりました😳
クラブセットもウェッジは左打ち用となっています。
パターイップス
「パターイップス」はパッティングの時に見られるイップスで
プレーヤーがアドレスに入ってからパッティングが始められなくなったり
ストロークが正常に行えなくなったりする症状です。
インパクトの瞬間に、パターのフェースが意図せず開いたり閉じたりすることで
意図した方向に向かってボールを打つことが困難になります。
また、距離感のイメージが持てなくなることもあり
結果としてショートしたりオーバーしたりします。
長尺パターを使用しているプレーヤーの中には
一般的な短いパターでイップスの症状に悩まされた結果
長尺パターに変更したというケースも見られます。
プロゴルファーの横田真一は、短い一般的な長さのパターで
イップス症状に悩まされたひとりです。
自信があったパッティングで突然体が動かなくなってしまった、と語っています。
横田真一も長尺パターを使うことで自身のイップス症状を改善したといいます。
3.イップスになる原因となりやすい人の特徴
一流のプロゴルファーでも悩まされるイップスですが、
ここでは、何をきっかけにしてイップスになるのか
考えられる原因を紹介します。
イップスの基礎知識を身につけておくことで、イップスのリスクを
減らすことができるかもしれません💡
イップスになる原因
イップスは、強い精神的なプレッシャーの下でミスをした経験が原因となり
発症すると考えられています。
ミスショットやミスパットを経験した時に、その記憶が悪い感情と共に記憶され
まったく別の機会に、「誤作動記憶」として発生することがあります🧠
「誤作動記憶」とは、簡単に言うと、無意識の脳のクセのことです。
悪い経験を脳が記憶してしまうことで、ある条件の下で勝手にスイッチが入り
正しい意図した動きではなく、間違った意図しない(しかしかつて経験した)動きを
反復してしまうのです😖
この誤作動記憶が、プレッシャーや緊張感のある状況下で再び顕著になり
正常なスイングやストロークを妨げる要因のひとつになっていると考えられます🤔
つまり一度ネガティブな経験が強く記憶されると、同様の状況下で
体が無意識にその記憶を再生し、意図しない不適切な動きが
引き起こされるのです。
イップスになりやすい人の共通点
イップスになりやすい人の共通点には
「必要以上に考えすぎる傾向」と「完璧主義」があります。
2つのタイプについて解説します💡
必要以上に考えすぎな人
必要以上に考えすぎる人は「しなければならないこと」を
あれこれとアドレス時に過剰に考え込んでしまいがちです。
その結果、体が固まりスイングやストロークの始動が鈍ることがあります。
不要な思考が頭を占めることで負の思考ループにも陥りやすくなり、
どんどんスイングの始動が困難になっていきます🌀
また、ネガティブな思考は良いイメージを持つことを阻害します。
ショットをする前にナイスショットがイメージできていないと
ミスショットを繰り返し、結果イップスを引き起こす可能性があります。
考えすぎてしまう傾向のある人は、ショットを始める前に
別のことを考えてみるなど、ショットに意識が向きすぎないようにするのが
おすすめです。
完璧を求めてしまう人
完璧を求める人々は理想が高く、自分のプレーに対して
厳しい基準を設定してしまうことで、イップスに陥る可能性があります。
例えばアマチュアゴルファーが動画や雑誌で学んだ技術を
完璧に実行しようとしたとして、その方法が単に
自分の体格やプレースタイルに合わない場合もあるでしょう。
にもかかわらず理想と現実のギャップに苦しみ
不満足なショットが連続すると、悪いイメージとして心に残ってしまいます😖
ネガティブなイメージは過度に自分を追い込む結果となり、
悪循環にはまってしまった末に最終的にはイップスを発症してしまうかもしれません。
ゴルフは一流のプロであってもミスを犯すスポーツであり、
完璧なプレーを続けられる人はこの世にいないと、
大らかな気持ちでゴルフに取り組むくらいがちょうどいいでしょう🍀
4.まとめ
イップスになってしまうと、スイングが始められなくなったり
インパクト時の意図しない余計な動きによって
ミスショットを引き起こしたりしてしまいます😣
その対策方法は簡単に言えることではありませんが、
ショットやパッティングをする前に
ポジティブな結果を意識的に描く練習を行うこと。
また、自分にプレッシャーをかけすぎないことによって
自分自身に対する過度の期待を抑え、ゴルフでミスすることは
自然なものと受け入れること、などは特に大切でしょう。
精神的な余裕を持ち、よりリラックスしてプレーに臨むことができる
客観的・主観的な条件をそれぞれ見つけて、実践していくことが重要なのです💎
いかがでしたか?
誰でもかかることが有り得る「イップス」。
かからないことがベストではありますが、ゴルフをしている以上
その危険性は誰にでも可能性があります⚠️
しかし要因が分かっていたり心掛け次第で解決出来る問題でもありますので
ぜひ「最近上手くいかないな」と感じられたときは
この記事のことを思い出してみてくださいね🍀
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