【後半】3パットを防ぐには?上達のためのコツとおすすめの練習方法7選🏌️♀️
こんにちは😊
コンドルゴルフクラブです⛳️
今回は、前回の続きとして
3パットを防ぐための7つの練習方法を
以下でご紹介いたします😊
①直径10cmの紙を置いてパット
アニカ・ソレンスタムという大選手がいました。
ストックホルム出身で、2008年の試合を最後に
現役を退くまでにLPGA(全米女子ツアー)72勝、
そのうちメジャー10勝という記録があります。
彼女のキャディバッグには一枚の紙が入っていました。
それは彼女が考えたパッティングの練習用具のひとつです。
紙はやや厚手の白いもので、4インチ(≒10cm)の円形です。
これは彼女が考えた、どこでもいつでも出せる
カップに見立てたパッティング練習用の秘密兵器でした。
実際のカップは10.8cmですからわざと少し小さめに作ってあるのです。
彼女は試合のときでも、スタート前のパッティンググリーンで
その紙を置き練習に励みました。
この練習は、
・実際のカップに向かって構えた時にホールが大きく感じる。
・カップに落とすのではなく通過するため、距離感を確かめられる。
・紙で出来ているため「カップ」というプレッシャーを感じない。
・自宅でもホテルでも、練習場でも使う場所や時を選ばない。
といった長所があります。
ぜひ一度やってみてください🤗
②手を使って距離感を養う
次に、もっとダイレクトな練習方法です。
スタート前の練習グリーンなどで、まずはパターを使わず
利き手でボールを転がしてみてください。
手でボールを放る感触は直接的に距離感を養います。
よくあるパッティングのミスで
「バックスイングが大き過ぎる」というものがあります。
バックスイングが大きすぎる人は、ボールに当たる直前で
スイングの力を緩めたりして、予想よりはるかにショートしてしまう
ということが多々見受けられます👀
手で転がすと、思ったよりテイクバックが必要ないことを理解でき
またその感覚でパッティングすると見違えるほど距離感を養うことができます。
③カップ直前の寸止め
寸止めというのはカップのギリギリでボールを止めるという意味です。
わざと入れないで止める打ち方をすると何が良いのかというと、
ストロークが丁寧になります。
「カップに届かないパッティングは絶対に入らない」わけですが、
これをかみ砕きすぎてかなり強いパットを打つ方がいます。
もちろんカップのフチにうまく当たれば入るでしょうが、
まっすぐ打てなければ大オーバーしてしまいます😖
松山英樹プロのパッティングを見ると、
(グリーンが速い遅いに関わらず)常に”打つ”のではなく、
そっと”ボールを送り出す”イメージが伝わると思います。
彼のパットは届くだけの最低限の力を伝えるだけで、
ラインに乗せる打ち方なのでよく入ります。
送り出しパットの練習で、カップ直前で止まる感触を養うことができます◎
④片手でパッティングする
右手と左手を交互に使ってパッティング練習を行います。
この練習も距離感養成に役立ちます。
片手なので体が動いたらミスになります。
方向は無視して打つことで、頭の中が100%距離だけの
徹底した訓練が可能になります。
⑤時計の振り子のように打つ
左手でグリップを摘まむように持ち右手はシャフト部を持ち、
そのままつりさげて時計の振り子の形を作ります。
シャフトはほぼ垂直に下がっているため、ヒールが浮いた状態で大丈夫です。
右手でシャフトを摘まんで引き上げたら
そのままスイングしボールをヒットします。
できるだけトゥの部分で打ってボールの転がりが一定になるようにします。
この練習で、「スイングのリズム」と「力の入れ具合」を掴むことが
できるようになります。
⑥サンドウェッジで打つ
サンドウェッジの刃(リーディングウェッジ)を
ボールの赤道に合わせて打つ練習をすることによって
実際のパターでは芯を捉えることができるようになります。
パッティングのコツは「ボールを綺麗に転がすこと」です。
パターを地面につけた状態で打つと、
ボールのやや下側に当たってしまい「綺麗な順回転」をかけることができず
ボールがやや跳ねてしまいます。
この方法できれいな順回転が打てるようになれば
今度はそのイメージで、パターを浮かせた状態で練習します。
⑦ゼロテイクバックで打つ
さきほどの「手を使ってボールを転がす」練習と同じ、
またはそれ以上に効果が高い練習方法として「ゼロ・テイクバック」という
パッティング方法があります。
主に距離感を養うための練習方法ですが、
このまま実践で使うことも出来ます👌
名前の通りテイクバックなしで打つのですが、
それだと少し難易度が高いので「1~3cmほどのテイクバック」で
インパクトする方法がおすすめです。
ゼロ・テイクバックの利点は
・インパクト時のフェース向きがブレない
・距離感が掴みやすい
ということです。
距離の合わせ方はフォロースルーの大きさのみですので、
スイングリズムなども気にする必要がありません。
あえてデメリットを上げるとするならロングパットの距離感が
出しにくいということくらいです。
自宅でのパッティング練習方法
パッティングは1に距離感、2に距離感です。
方向性の過ちは事故につながりにくいですが
距離感を間違えると3パットや4パットが待っています。
そのため、自宅での練習は補助線などもないマットに
カップ代わりの穴だけ開いているようなシンプルなものが一番良いでしょう。
よく「カップに入ると自動的に戻ってくる」ものや
「カップのフチが高くなっている」ものがありますが、
そういった練習用具だと大事な距離感が分かりづらくなってしまいます。
上記のような練習マットを使用することで
「このくらいのタッチだとあれだけ転がるんだ」といった
距離感が養えるのでおすすめです。
いかがでしたか?
【前半】冒頭でも書きましたが「3パットはワン・ペナルティ」として
ラウンドすることによって、今までのパッティングに変化が出てきます。
残り10ヤードで入れればバーディー!なんてパッティングは、
できれば一発でねじ込みたいものですよね。
でもそこでひとつ思い出してください。
「長いパッティングなら50cm以内に収まればよし」です。
一発で入れるチャンスよりも、グリーン上のワン・ペナルティを
喰らってしまう方が後々後悔をしてしまいます。
パッティングの上達は根気が大切です。
皆さんも頭の片隅にこの記事のポイントを置いて
ラウンドでぜひ活かしてみてくださいね😊
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