規格改定!「飛ばないボール」がもたらすゴルフ界への影響🪶
こんにちは😊
コンドルゴルフクラブです⛳️
突然ですが今、ロストボールが飛ぶように売れているのは
ご存知ですか?
景気の低迷が長く続いていることで節約志向が広がり、
都内の大型専門店ではボール売上の、なんと
約半数がロストボールなんだとか😳
そんななか、世界のゴルフ規則を統括する
R&AとUSGAは、ボールの飛距離を抑制する規則改定を
2028年に行うそうです⛳️
当然多くの史市場関係者は「逆風になるのでは?」と懸念していますが
一方では歓迎する声もあるようです😳
なぜでしょうか。
それは、飛ばないボールでもOKとなればボールに自然由来の原料が使えて
環境改善に役立つ見込みだと言われているからで、
すでに具体的な動きが始まっています👌
ゴルフの規則は4年ごとに1度、夏季五輪の年に改定されます。
次回が2028年1月で、用具に関する規則の目玉となるのが
「ゴルフボールの飛距離性能を抑える」ということ☝️
施行まであとちょうど3年ですが、業界はすでに
ざわつき始めています😳
簡単にまとめると、
ボールが飛ぶための三大要素(初速・打ち出し角・バックスピン量)
を現行の条件よりも厳しくしますよ、ということです。
ボール規則に関する大きな規則改定は20年振りですが、
そもそもなぜ改定に踏み切るのでしょうか。
その理由は大きく2つに分けられます。
①飛距離性能に歯止めをかけないと、ゴルフというスポーツ自体が
ロングヒッター有利のゲームになってしまうこと
②それに対してゴルフ場は距離を伸ばさなければ対応が出来ず、
これに伴う様々な懸念が生まれることになってしまうこと
です。
特に後者の懸念については多くの指摘があるそうで、
コースの全長を8,500ヤードまで伸ばさなければ
ツアー競技に対応出来ません😣
土地取得や芝地面積の拡大に伴い様々なコスト増大が
ゴルフ場の経営を圧迫する上、環境面でもマイナスになってしまいます。
しかしかつてクラブの規制に踏み切った際、
USGAとR&Aはメーカーから激しい反発を受けて
訴訟にまで発展したことがあります。
そのため両団体はメーカーに不利益が生じないように
丁寧なヒアリングを重ねてきました。
新しい基準は技術的にクリアが難しいものではなく、
対象はあくまでもロングヒッターの方々です。
一般ゴルファーに対する飛距離マイナスの試算は
3~5ヤードとされていますが、それよりも心配なのは
「飛ばないボール」のイメージがひとり歩きすることです🤔
ゴルフは特にイメージに影響されやすいスポーツとされ、
それゆえに高額でも商品が売れるというカラクリになっています。
「高額品=高性能」という価格信仰は一部に根強く、
「飛ばなくなったらゴルフを辞める」と言っているシニア層も
少なくないため、規則改定で「飛ばないボール」の烙印を押されたら
その影響は計り知れませんよね😵💫
そういった背景から、3年後に迫る規則改定に
関係者は今から不安な様子をみせているのです😵💫
また,より深刻なのが
水面下で進んでいるボールの低価格化です⛳️
景気低迷も理由ではありますが、長年ボール市場に変革が起きず
新製品の魅力が弱まったからとも言われます。
技術開発は今も脈々と行われていますが、
旧品が優秀であるほど、ニューモデルの買い替え需要は
停滞してしまいます。
そのため安くて高品質なロストボールに需要が集中し
特に近年の人気が爆上がりしている状況となっています💥
かつて高級消費財といわれたゴルフボールは
大きな変革はないものの契約プロの活躍等でブランド維持に努めてきましたが
高値安定は難しいとされてきました。
しかしそこの商機を見出し見事に奏功したのがホンマのD1。
彼らは一気に価格帯のシェアを広げ、プロパー品の実売価格を押し下げたのです。
D1の登場で低価格化に拍車がかかり、
さらにロストボールが台頭してきました。
メーカーの利益確保がただでさえ厳しくなってきている中で
今回追い打ちとなるのが、規格改定による「飛ばないボール」。
泣きっ面に蜂の状態ともいえそうですが
本当にそうでしょうか。
考えようによっては、
ボールメーカーはかなりの技術を持っていますが
今回のルール改定では今よりも飛ばなくていいわけです。
テスト条件をクリアするのは簡単な分、
新しいことに挑戦するチャンスともいえます◎
たとえば「ミスショットでも飛距離が落ちない」開発や
「高HSで飛びが抑制されても低HSでは伸びる」など
新たな開発テーマが見えてくる可能性はありそうです🥼
また、今よりも飛ばなくていいのであれば
様々な素材に挑戦ができます🍀*゜
バイオマス素材や廃プラ、回収したボールを粉砕して再利用したり…
企業の社会的価値が問われるなか、意義ある挑戦ができることでしょう☝️
そういった観点からいえば、エコボールの萌芽が複数確認できます◎
トウモロコシ由来のボールが今年1月に住友ゴムが3モデル販売しました🌽
ただ量産には向かないことや、環境配慮型素材をコアに使うことで
反発性能と重量も課題にはなってきます。
しかしゴルフは、健康的な生活を送る目的でプレーしている人もいて
その人口は年々増えています。
それに伴いSDGsという課題が切っても切れないものとなっており
その視点でいえば今回のボールは将来に向けての大きな1歩となるのです👣
また、ブリジストンもSDGsの意識は数年前から持っており
スリーブ箱の窓フィルムを廃止したり環境にやさしい紙を使ったりしてきましたが
2024年12月に初めてアウターカバーに
植物由来のバイオマス原料を45%配合した
「ツアーB XS」を発売しました。
大阪・関西万博のライセンス商品でもあり、箱には間伐材を原料とした
紙を使うなど環境への配慮をアピールしています。
今後は廃棄ボールのリサイクルも視野に入れるべきでしょう👀
ルール改定とバイオマス素材の商品化は、市場活性化の可能性への期待が出来ます◎
上級者にとっては使い慣れたブランドから他社品にスイッチする
動機になるかもしれず、エコボール自体に
「環境+α」の性能がつけば、新たなヒット要因になる可能性があります🎯
用具規則の改定は過去にメーカーやゴルファーに紛糾のタネを蒔いてきました。
代表例が「高反発規制」で当時は反対の声が渦巻きましたが
その後「脱・高反発」の流れからクラブ調節の機能が生まれ、
店頭でのフィッティングが普及するなど「規制」を梃子に進化してきました。
今回の規格改定で環境問題への取り組みが本格化すれば
ゴルフ界にとっては大きな前進となります◎
そう考えれば「飛ばないボール」は逆風などではなく
ゴルフ界がSDGs活動を進める上で
エンジンの役割を果たすかもしれませんね🤭
いかがでしたか?
今回の内容、タイトルだけ見ると
結構衝撃ですよね😳
しかし、自然の中でプレーするスポーツだからこそ
自然に優しいボールが開発されたり
ボールのパッケージもエコ仕様に変更されたりと
SDGsに向けた取り組みが進んでいることは
ゴルフの今後の発展のためにも素晴らしいことではないでしょうか👏
今後も様々な改定がなされていきますが
それによりどんどんゴルフ界全体の未来が明るくなれば
いいな、と願っています🍀*゜
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