ピンフラッグについて📍⛳️
こんにちは😊
コンドルゴルフクラブです⛳️
遠くからでもグリーンの位置やホールの位置がわかるように
旗竿があるのがゴルフでは絶対のシーンです。
図形化してゴルフをデザインする際も、旗竿はよく使われます。
2019年のルールの大改革で、旗竿をホールに挿したまま、
グリーンでパットすることができるようになりました。
当初は戸惑いがあり、抜く派と抜かない派の論争などもありましたが
プロレベルの競技では基本は抜き、一般的なレベルのゴルフでは
抜かないままでプレーする、というスタイルが定着しつつあります。
「ピンの位置が」や「ピンフラッグはそのままで」などと表記していますが……
正式なゴルフ用語では、ピンは「旗竿」といいます。
日本語版のゴルフ規則には、ピンという用語は一切出てこないということ、
ご存知でしたか?😳
最終的には英語版規則が有効になる決まりがあるので、そちらを確認してみると
「Flagstick」、フラッグスティックが正式な呼び名だとわかります。
とはいっても、ゴルフの専門誌でも「ピン」や「ピンフラッグ」という単語は
使用しています。というのも、単純に理解しやすいからです。
同じことを書くにしても「フラッグスティック」という単語を使えば
読み手はそこで一瞬、思考が止まってしまうだろうと推測します。
そもそも「ピン」と呼ぶ慣習は、ゴルフの近代史まで遡ります。
ホールとティー(当時は一緒だった)の目印にポールを立て始めて
目立つように布をフラッグのようにつけた工夫が、まず広まりました。
ティーとグリーンがそれぞれ独立するタイミングで
(一部のゴルフコースで)フラッグが風で飛んでしまったり
すぐに傷んでしまう、ということが多々あり
代わりに、風が抜けるし長持ちするからということで
ポールの頭にフラッグの代わりにカゴを付けたのです。
カゴが乗ったポールは、まち針のように見えたので「ピン」と呼ぶようになり、
それが広まったという説が有力です。
現在でも、ごく少数のゴルフフコースがカゴを付けた旗竿を採用しています。
プレー後にそのコースの旗の話をしても、ちんぷんかんぷんだったりするものです🤔
少なくとも18回は見つめて、近距離で観察もしたはずなのに
「何色だったか?」「コースのロゴがプリントされていたか?」
質問されても、答えられないのが普通かもしれません。
しかしフラッグに注目することは、ゴルフの面白さを増すのです。
無視し続けるのは、もったいない話です🙂↕️
フラッグは多弁である
現在ほとんどのコースのフラッグは、四角形です。
と書いたのは、まだゴルフの大衆化が進んでいなかった
昭和初期の日本のコースでは、フラッグは三角形のペナント型が
主流だったからです。
現在も歴史があるコースなどで、期間限定で
古いフラッグを復活させるイベントをしているゴルフ場もあります⛳️
三角形のほうが風に敏感に反応するから採用された、という説もありますが
以前は三角形のほうが四角形よりも面積が小さい分、
旗の製造時に安く出来たからだ、という豆知識もあるようです。
ここでは仮に、ゴルフの大衆化が進んでいく中で
高級感を出すためにフラッグが四角形になっていった、という説を採用したいと思います。
昭和の終わりのバブル期に突入していく中で、ゴルフコースは爆発的に増加します。
多くのコースが名門になろうと努力をして、
隣のコースに負けないように頑張ったというたくさんの物語が生まれましたが
この頃四角形のフラッグには、コースのロゴがプリントされていました。
またフラッグの素材も、帆布のような丈夫な布から
樹脂で加工されたより持ちが良いものに変わりました。
竿の部分は、1フィートごとに白と黒に塗り分けられていた、
クラシックなものが流行しました。
令和のゴルフコースではフラッグは無地であるのが当たり前になり、
竿も一色なのが普通です。
旗竿は消耗品で、雨風に晒されて、新品にしてもすぐに傷むものです。
コースによって違いますが、半年から1年がフラッグの寿命だといわれています。
消耗品に余計なお金をつぎ込むのは、ゴルファーへのサービスとしては
NGだという風潮は、いつの間にかスタンダードになったような気がしますね。
風を読む上級ゴルファーには、適当に馴染んだフラッグが好まれます。
新品のフラッグはまだまだ固いため、風に鈍感だからです。
風になびくフラッグは、見えないはずの風が見える情報源の一つです。
風を読む上級ゴルファーに、プレー後にフラッグの質問をすると、
例外なく詳細な答えが返ってきます。
「スタートホールでフラッグが固めだと気が付いた」とか、
「色が青いと遠く見えるのでいやだ」など、これだけでゴルフ談義が出来ますね🤭
そういったわけで、旗竿のフラッグは多弁なのです。
旗色を見極める
その昔「野戦」といわれる合戦では、大将は高い場所から戦場を見下ろして指示を出しました。
各部隊の決められた兵士はそれぞれの旗を背中に刺して戦い、
部隊の位置を明確にするための幟を掲げる役割の兵士もいました。
大将は旗を見ながら戦況を見極めました。
状況が上手くいっていないことを「旗色が悪い」と表現するのは
昔の戦が語源です。
セルフプレーが当たり前の時代になって久しいですが、
現在のこの国のゴルフコースの何割かは、フラッグの色で
ピンの位置を知らせるようにしています。
赤いフラッグだと、ホールの位置は手前。
白いフラッグだと、ホールの位置は真ん中。
青いフラッグだとホールの位置は奥。というのが多いと言われています。
フラッグの色が変わると気が散る、と嫌がるゴルファーもいます。
ただ、このサービスに助けられているゴルファーも大勢いることでしょう。
あるゴルファーは
「マッスルバックのアイアンを使用していた頃は、
赤いフラッグだとテンションが上がりました。
マッスルバックはスピンコントロールがしやすいのが特徴のため、止めるシーンは得意でした。
今はぶっ飛び系アイアンを使用しているので、
以前ほど得意という意識はありませんが、相変わらず、赤いフラッグが好きです。」
と仰っています。
そして一般的に、苦労する方が多いのが青いフラッグです。
青いフラッグは、他のフラッグと比べると距離感が鈍くなるような気がする
という方が意外と多いようです。
「無理をせずに、確実に真ん中で」、と考えられている方が多いようです。
そして意外と、「白いフラッグが好きだ」というゴルファーが多いのは
白が目立つことと、単に慣れだと思われます。
フラッグのカラーでホールの位置を示す多くのコースが、
バランス良くホールの位置を決めています。
手前6、中央6、奥6というような感じです。
しかし特別な競技の日などは、ホールロケーションを難しくする意味もあり
バランスを無視していることもあります。
「なんだか今日は赤ばかりだなぁ」などというようなことがあるわけです。
難しいコンディションほど嬉しくなり、楽しめるようになれば
立派なゴルファーになっている証拠だ、という説もありますが
個人的には、それはそれとして、ゴルフを楽しめば良いのだと感じます。
旗竿を意識すれば、色々なことが見えてきます。
風がないときのヘタっとして動かないフラッグの旗竿を見ると安心する、
と仰る方もいらっしゃいます🤭
ゴルフはプレーすることだけではなく、用具を新調したりするような「準備」から始まっています。
調子に乗ってゴルフに行きすぎて、家人の機嫌が悪くなってしまい、、
旗色が悪いなんてことを含めれば、ゴルファーはコース以外でも
旗竿を見て、様々な情報を得ていることになるのです。
いかがでしたか?
「ピン」と普段から言い慣れている旗竿。
次回ラウンドに行かれた際は、フラッグに注目して
ポール部分にもぜひ注目してみてくださいね🤭
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