【ご存知ですか?】ゴルフのカップの直径が決まっている理由
こんにちは😀
「北野コンドルゴルフクラブ」です⛳
6月も残りわずかですが、お天気が読めない日が続いていますね⛅️
夏本番を前に、ラウンドの予定を立てられている方も多いかと思います👌
本日は、ゴルフをプレーされる皆さまであれば
必ず目にする、ホール(カップ)の大きさについて、
「ゴルフのカップの直径はなぜ10.8cmと決まっているのか」
をお伝えしていきます🌟
ホールの大きさは直径10.8cmで、
一升瓶の底の直径とだいたい同じ大きさです。
一見小さく見えるあのホールに、一升瓶がスッポリと入ってしまうんです😮!
ボールひとつの大きさは直径約4.3cmなので、
カップにはボールが約2.5個分入ります(!)
ホールがこのサイズに決まったのは19紀後半のこと。
場所はゴルフの聖地、セントアンドリュースのオールドコース。
その頃のホールといえば、グリーンに適当な大きさの穴を掘って
そこに鉄の棒を差し込んだだけのものでした⛳
穴の大きさはバラバラで、次のホールのティーショットを打つため
プレイヤーがホールの中の土をつまんで持っていくので
穴はだんだん大きくなってしまうのでした。。。笑
当時はリフトティーなどというものはなく
地面に土を盛ってその上にボールを乗せて
ティーショットをしていたのですよ😮
この頃セントアンドリュースのコース管理を
任されていたのは「トム・モリス」、
全英オープン4度の優勝を誇る往年の名選手です🏌️♂️✨
もともとトムはセントアンドリュースのプロであった
アラン・ロバートソンの下でクラブとフェザリーボール
(牛革に羽毛を詰めたボール)を造る職人として働いていましたが、
プレイでも頭角を顕しプロとなりました。
ところがトムは新しく考案されたガッタパーチャボール
(歯の治療に使うゴムを使用したボール)の優れた性能に
いち早く気付いてこれを使用し始めたため、
フェザリーボールの売り上げが下がるのを危惧した
アランから師弟関係を解消されてしまったのです。
仕方なく新設のコースであるプレイストウィックに移ったトムでしたが
ここでコース設計や管理、クラブとボールの製造販売、
そしてレッスンと精力的に活動したことが認められ
1865年にセントアンドリュースに呼び戻されたのです🕊️
トムはプレイストウィックで培ったノウハウを活かして
セントアンドリュースを改造していきますが
ホールはいまだ昔ながらに穴を掘っただけのものでした🕳️
これに納得のいかないトムは穴が広がらない方法を模索していましたが
ついに水道工事で使う排水管を切って
ホールにはめ込むことを思いついたのです💡
この秀逸なアイデアはたちまち周辺のコースにも広がり
一般的になりましたが、
トムが使った土管の直径がたまたま10.8cmだったことから
1891年にゴルフの総本山であるR&Aは
ホールの直径を4.25インチ(10.8cm)と正式に定めたのでした。
それから約120年が経ちましたが、
このときに定められたサイズは全く変更されていません。
こんなに長い年月、誰も「変えよう」と言い出さなかったのですから
いかに10.8cmというサイズが絶妙だったか、ということか明白ですね😊💫
もしトム・モリスが違うサイズの土管を使っていたら、
ゴルフというスポーツはこれほどまでの発展を
遂げなかったかもしれません。
ちなみに現在のゴルフ規則では
「ホールの直径は4.25インチ(10.8cm)、
深さは少なくとも4.0インチ(10.16cm)以上でなければならない。
円筒をはめこむ場合、
円筒は(土質の関係上そうすることが無理でなければ)
少なくとも1.0インチ(2.54cm)以上で
パッティンググリーン面よりも下に沈めなければならない」となっています🍀
いかがでしたか?
思ったよりもカップは大きいんだ!と思いながら狙うと
カップイン率もぐんと上がるかもしれませんよね🤭💓
心地よいカップインの感覚をたくさん味わいましょう⛳✨
コンドルでは最近、パターエリアに
アプローチマットをご用意いたしました🌟
これにより、パターだけでなく
アプローチ強化の練習もできるようになりましたので
ご来店の際はぜひぜひ、ご活用くださいね☀️
ここまでお読みいただき
ありがとうございました❣️
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